2023.03.01 賃貸物件のオーナーさんへの応援

3月のカレンダー
3月のカレンダー

子供の頃、春になるとなんか目がかゆいなと思っていた奧村隆充です。

大家さんは結構孤独な仕事です。

いろいろな職業では組合や協会などがありますが、大家さん同士の情報交換の機会は少ないかもしれません。

管理については管理業者に聞いてみるなどの方法で情報を仕入れることができますが、どこの管理会社がいいかなどは。なかなか情報を入れることが難しいと思います。

不動産の大家さんはさまざまな悩みを持っているかと思います。

大家さんが抱える悩みとは

例えば、空室率の問題、不動産管理の問題。そして法律や規制の問題。

それらの悩みは管理会社との協力である程度は解決できると思います。

空室率をいかに下げるか

空室率の問題は賃貸住宅経営上もっとも大きな問題です。

解決方法としては、マッチングをするためには、借り手側との接触を多くする必要があります。

なので、スマホなどで検索できるサイトへの登録や、あとは仲介業者の店舗での紹介も有効ですので、仲介業者を増やすという方法があります。

複数業者への依頼をする前に、物件資料を作成しておくとよいかもしれません。

また自前で物件紹介のネット上の情報発信をすることもよいことです。

物件の所在地、部屋の大きさ、間取り、賃料などの賃貸条件はもちろん、アピールポイントを書いたものを作成すれば様々な会社への依頼が容易になります。

大家さんの観点での発信はおそらく新鮮だと思います。

地域のお祭りやなどの行事の案内、店舗情報、市の健康上の検診などのさまざまな情報は、書き続けることで大きな宣伝になります。

自分の賃貸物件で入居者同士のトラブルが起こったらどう対処するか

不動産の管理問題は、例えば、騒音問題などを代表とする入居者同士のトラブルの解決や、設備の不具合の解消、それに伴う値段交渉、工事の確認などの手間の問題など様々なものがあります。

多くは管理会社を入れることにより解決しますが、入居者同士のトラブル解決を自分でやる場合はトラブルの解決方法をさまざま例から学んでおくことは有効です。

物件の設備などの管理は

設備不具合の解消については、信用できる工務店を仲間にすることで大方解決するかと思います。

ただ、コストを削ろうとすると、複数見積もりが必要となりますので、情報が必要となります。

相場を知る

また、 不動産市場は常に変動しており、賃料の相場観は知っておき逐次反映していったほうがよいでしょう。

条件については以前は連帯保証人を求める大家さんがほとんどでしたが、いまは、民法の改正により連帯保証人の責任範囲が制限されますので、賃料保証会社への加入を条件とすることが一般的となっています。

これらも、市場にアンテナを張っていないと知りえない情報なのかもしれません。

不動産会社へ依頼したくないのであれば情報提供会社へ情報を求めるのも一つの方法

もしも不動産管理会社へ依頼しないで自分でやろうとするのであれば情報を入れる意味で、情報提供会社などに加入するとよいかもしれません。

調べてみたところ、大家さん向けの情報サービスの会社がいくつかあるようなのでご紹介します。

  1. 全国賃貸住宅新聞社大家さん支援センター:全国に約12万人の会員を持つ、大家さん向けの総合団体です。相続や相続税、リフォーム、入居者トラブルの解決方法など、大家さんが抱える悩みに対するアドバイスや情報提供を行っています。
  2. 不動産投資大家協会(REISA):不動産投資家や大家さん向けの団体で、全国に約3,000人の会員がいます。不動産投資に必要な知識や情報の提供、セミナーや勉強会の開催などを行っています。

これらの団体では、大家さん向けのセミナーや講習会を開催したり、トラブル解決のアドバイスを提供したりするなど、大家さんが安心して不動産経営を行えるように支援しています。

不動産管理会社か、大家さんへの情報サービス会の会員になるかなにかしらの情報を入手し続けることはやっておいたほうが良いかもしれません。

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