カチコチ通信おんらいん

子供の頃、雨の降る日は黄色い合羽をきていました。濡れたビニールが肌に触るのがぺたぺたしていて気持ち悪かったです。

自宅を売却するとき、建物が古くて、雨漏りや、排水の不具合などを保証してあげられないくらいの時は、買主がそれでは自分で建てるので、売主の方で解体して土地を引き渡してくださいという契約はよくあります。

そんなの時、解体って誰に頼めばよいの?いくらくらいかかるの?とその時になって初めて、解体ってどうやればいいのかまごついたりするものです。

誰に頼めばよいの

スマホで「解体業者」をgoogleで検索すると、近くの解体業者が検索されます。上の方には解体業者の広告リンクがでてくるかもしれませんが、無視してその下の地図付きの検索をみます。

弥富ですと今日は

などと出てきます。

ちゃんと社屋があるかどうか確認できる場所の方が安心かと思います。が、売買契約の履行に伴っての解体については、媒介業者に紹介を受けたほうが良いかと思います。

ちなみに、売買契約の履行とは関係なく、解体する場合があります。使わなくなった建物を所有していて、古くてもう使わないことが確定してる場合で、整理をつけたい場合です。そのあと、売るかどうかを検討するような場合です。

更地にしてしまうと、住宅用地の軽減措置特例が使えなくなってしまうことがありますから、解体した後利用しないと、固定資産税などが高くなり、そういった保有コストが高くなります。

売却を考えているうえでの解体であれば、売買契約をしてから壊す方が固定資産税の面では有利でしょう。

解体はいくらぐらいかかるの

昔は、坪当たり2万円とかおおよその価格があったのですが、今は、見積もりをしてみないとなんともわかりません。

法律改正で以前より調査が義務化された分、費用がかさむようになりました、

また、法律の改正により、アスベストの調査が義務づけられました。

2020年6月には「大気汚染防止法」の改正が公布、事前調査の義務化と調査方法の法定化が行われ、実際に2022年4月から施行となっています。

そのため、アスベストが含まれていると調査しなくてもわかっているとしても、調査しなくてはいけないこととなっています。調査費が余計にかかります。

一地点当たり2万から3万円、最低3~4か所調査ポイントがあるようなので、調査費用とその他費用で15万円以上余計にかかるようになりました。

アスベストがあった場合、拡散しない手立てをして解体するため余計にかかります。

以前は35坪くらいの木造軸組み工法での建物の解体は、中の家財などがなく、土台が布基礎のものであった場合はおおよそ感覚的には、税抜き100万円位かと思いましたが、それにあと20万円位は高い感じです。

見積もりが必須

繰り返しますが、見積もりが必ず必要です。

売買を前提とする場合は、解体費用の見積もりをしてから、売買金額を決めたほうが良いかと思います。

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