2023.03.23 不動産売買はどれぐらいの期間がかかるのか

3月のカレンダー
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子供の頃、ドラゴンズのキャップはかぶってなかった奧村隆充です。

不動産の売買で契約してから引渡しが終わるまでどれぐらいの期間を見ておけば良いのか

不動産売買というのは不動産というのは換金性の悪い資産です。

換金性が悪いということはお金に換えるのに時間がかかるということです。

これは別に悪いことではなくてそういう性質だということです。

不動産売買では例えば売主の場合は売ると決めてから買うという人が見つかるまでの時間が長かったり短かったりなのでここの期間は売出価格によります。

今日の話は契約してから引き渡しまでにどれぐらい時間がかかるかを語りたいと思います。

住宅ローンが契約にある場合

一般的に例えば住宅ローン等金融機関からお金を借りる場合と借りない場合があります。

借りない場合は契約して一週間後には引き渡しの手続きをすることができます。

時間がかかるうちの一つは売買資金の調達に時間がかかるからです。

購入資金の調達には一般の方は銀行などから住宅ローンという商品を使うことが多いかと思います。

土地購入目的が住宅ではない場合・企業の場合

また企業などは金融機関との間で貸越枠などを設定してあればその枠内では資金を借りるのは時間がかかりませんが金額が大きくなる場合は事業計画などを作成してその審査を通らなければならないので数ヶ月かかる場合もあります。

一般の方が住宅ローンを使う場合・事前審査

一般の方が住宅ローンを使う場合は契約の前に事前審査を受けることが多く事前審査が通った場合には特別事前審査で前提としていた条件通りの書類が提出できれば比較的スムーズに契約資金契約をすることができます。

この時に例えば事前審査を受けた時には仕事があったが、契約後の本審査の時に離職していたときには融資がおりないことがあります。

本審査にかかる時間は約一ヶ月ほど見ておけば融資実行までの審査が終わるでしょう。

売主側で時間がかかる事由

一方売主の方の契約履行に時間がかかる場合があります。

私どもでよくあるのは古くなった家があって壊してから引き落とすという場合と境界確定のため確定測量を実施することが契約書に盛り込まれているときです。

解体するには二週間ほどの準備があり約10日間ぐらい工事にかかる場合がありますので約一ヶ月ぐらいかと思います。

確定測量にかかる時間は約一ヶ月半です。地積更正登記をしなければならない場合はそれに二週間達したぐらいかかります。

確定測量は解体作業と同時にはできませんので、解体して測量するという契約では、契約後約三ヶ月間ぐらいは見ておいた方が良いと言うのが私の経験上です、

調整区域なので建築許可を得てから引き渡しするという条件の場合はさらに時間がかかります。

市街化調整区域に建物を建てる目的で土地購入する場合は許可取得に時間を考えなければならない

建築地区許可を得てから引渡しするという条件の場合にはできなかった場合には白紙撤回するという場合がありますので先ほど言った確定測量と解体作業がある場合は許可を得てからしますので例えば許可がロッカ月かかる場合には六ヶ月プラス先ほどの三か月を出して九ヶ月かかるということになります。

なので市街化調整区域で建築を行う場合には時間がかかるものだと思っていた方が良いかと思います。

不動産売買する場合の契約から引渡しまでの時間を知っておくと

今日話している期間を頭に入れて完成時期を完成したい希望時期から引き渡し建築を引くといつか買えばいいかが分かるかと思います。

不動産を取得するには時間がかかるというのは知っておいた方がいいかなと思います。

なので急いでいる時は建売住宅を買うのが良いかと思います。

建売住宅の場合は資金調達の時間だけで済みますので自分でコントロールできます。

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