カチコチ通信おんらいん 20221222 賃貸住宅での騒音問題の解決方法

12月のカレンダー
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子供の頃、お風呂に入ってすぐ布団に入ってぬくぬくするのが好きだった奧村隆充です。

アパートでの内部での騒音問題は起こりうるし、解決方法はデリケートに取り扱う必要がある

賃貸住宅で、たまに相談があるのは、騒音問題。

なんかたまに異音がするというものや、上の部屋の足音がうるさい、というものまでいろいろあります。

たまに異音がするというのは、水の音、水に関係する音で決まった時刻であれば、配管関係の場合もあって、例えばお風呂の水を抜くとその排水音が階下へ響くことが予想できます。場合によっては、配管の詰まりなどの異常で音が出ている場合がありますので、この場合は専門業者に依頼すれば、解決します。

物理的な故障でない騒音を可決するのは少し注意深くすることが求められます。

もともと上下部屋間でトラブルが合ってその結果の騒音の場合、もはや問題は騒音ではありませんので、騒音対策をする前に、トラブル解決を先にします。

騒音トラブルの報告が入居者から入ったら、まずどういう騒音なのかを特定します。

人が立てている音なのか、機械的なものなのか。

いつなっている音なのか。ずっとなっているならばかんたんに特定できます。ある時間だけたてている音ならば、規則的なのか、不規則なのか。

そうやって解決する方法を考えます。

もしも上からの音がうるさいと相談があったら

上の足音がうるさいというのは、真上なのか、真上の部屋の隣の音なのかわかりにくいですが、上であれば、直接聞けばわかります。

原因の部屋が特定できた場合、大人が音を発している場合は階下からのクレームの件を伝えてやめてもらえる可能性があります。

子供の足音や声がうるさいという場合は

小さい子供、少なくとも小学生の子供が音を発している場合は未成年者を見守っている大人に注意してもらうことになりますが、全部なくすことは不可能です。それが子供なので。

小さい子供の場合起きている時間もそれほど長くはない。昼間は保育園、幼稚園、小学校に行っている場合が多いので四六時中騒音が起きているわけではありません。

なのである程度我慢することになると思います。

子供の足音や声がうるさい時期は約8年間。騒音が出ているいつなるのかわからないが、時間は長くはないので、対策はむつかしい

子供の期間で足音で迷惑をかける期間は歩けるようになってから飛び跳ねられるようになってから分別が付くまでの期間大体4歳くらいから11歳くらいまでの間かと思います。この8年間がそういう時期でその間何度もしつけてもらって過ごします。

裁判例を見ますと、騒音の受忍限度というものが数値として判例があり概ねその判例にそった数字で判決がされるようです。

夕飯の時間だけ、たまに足音がする場合おそらく受忍限度を超えていない場合が多いです。なので、裁判所は少し暗い音がするだけでは、人を動かすことはできないかと思います。

なので、我慢できない場合は階下の方が引っ越すことが早く解決する道かもしれません。

被害を受けたほうがなぜ引っ越さなければならないということは理不尽だと思われるとは思いますが、素早い解決方法としては、自分の方を変えることが最速です。

大家さんにできる究極?の騒音対策

アパートではお部屋の人同士の交流はあまりないのかもしれませんが、コミュニケーションがとれていれば、騒音の問題はおきないのです。

以前きいたお話では、大家さんが毎年、一年に何度か花見とか、夏のバーベキューとか、花火大会とか、金魚すくいとか催して入居者同士の顔合わせをしている方がいました。

このアパートでは騒音問題は怒らなかったそうです。

要するに、通常の我慢できる範囲の音とは、知っている人が立てている音が我慢できるかどうかなのです。

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