2023年1月13日 実家が空き家になったらどうする

1月のカレンダー
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子供の頃、マグマ大使が好きだった奧村隆充です。

実家に住む人がいなくなったらそのおうちどうしますか。

昔はいざ知らず、今は不動産を持っているだけでコストがかかり、持っていても不動産の値段が上がらないので、持っているだけコストがかかって価値が目減りしていきます。

なので不動産を所有したら活用しないともったいないです。

不動産活用とは大きく分けて3つしかありません。

使用する、貸す、売るの3つです。

住む人がいればここは悩む必要はないので、貸すか売るかを考えてみましょう。

まず、貸したほうがより良いと思います。

実家を貸そうとするときに障害になること

貸すための障害としては、空き家になっても家の中はカラではないこと。

今まで住んでいたのですから当然家財はたくさん置いてあります。

その中に価値のあるものもあるかもしれません。

慌てて処分すると、間違って捨ててしまうかも。

また、自分一人ならば好きに片づければよいのですが、兄弟がいある場合、彼ら彼女らの意見も聞かなければなりません。

荷が重いですね。

また、空き家であっても兄弟や、親戚が集まることもあります。

実家に住んでいた親が施設などへ引っ越したため空き家になった場合は、そもそも親のものなので、どうにもできません。

親がどうしたいかです。

私としては、その方への不動産活用したほうが良いですよといいたいですが。

あと、貸すことになると、住宅であったものが賃貸事業のための財産に代わってしまいますので税金の扱いがかわるということ。

もしも、実家を相続したとすると、相続時から3年目の12月31日までに売却した時の3000万円控除が一日でも貸すことにより受けられなくなってしまう。

この差は結構大きくて数百万円単位で税金が多くなります。

なので、3年はとりあえず、貸さないで3年たったら検討するのでもよいのではないかと思います。

戸建て賃貸のニーズは増えてきている

家を欲しい人はおおくて、だんだん一戸建てを一生に1度は持ちたいという欲望はかつてはありましたが、今や、給与の年齢給はなくなってきたので、誰もが不動産を持つというのはむつかしくなってきています。

なので、賃貸で戸建ての住むというのはこれからはあることなのかと思います。

最近戸建てを借りたいというお客様が増えてきました。

DIY型賃貸がある

しかも全員DIY賃貸といって借主が維持管理費をだして借りてもいいという方々でした。

民法では貸主に賃貸住宅の維持管理義務があるため、貸す前のお金が100万円単位でかかることがあるため貸しにくかったです。

そのままでいいという方が増えてきたのはずいぶん貸しやすくなったと思います。

ただ、そのままの場合は家賃が通常よりも安いことが条件になりますから、そういう意味ではもうからないかもしれませんが、まず誰かに住んでもらいお金をもらって管理をしてもらうわけですし、解約されれば、整備された住宅が手に入るわけですから、その次からは、通常の家賃で募集ができる場合もあります。

空き家はそのままにしていては荒れていく

空き家では人の手が入らない建物は部屋が乾燥して隙間が空いたり、掃除がされませんから、虫などが入り込んでもそのまま。

貸すことによって管理が要らなくなるメリットは大きいかと思います。

なので、まず、貸すことをお勧めします。

もしもどうして財産を分割しなければならないようであれば、売ったほうが良いことがあります。

検討するときに参考になればと思い思いつくことを書きました。

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